カラーボトルセラピーは、「何気なく選んだ色に、心や身体の状態が映し出される」というもの。色彩心理が基になっています。今から二十数年前、イギリスで誕生した『オーラソーマ』が始まりです。その後、現在までイギリスやカナダ、南アフリカなど世界のあちこちで、それぞれの特色を持ったシステムが生まれました。そのなかで、「日本人には、もっと日本人の心に馴染むような色や香りがあるはず」とカラーボトルを開発し、カウンセリングや講座を行っているのが、『和み彩香セラピー』代表のいずみのりこさんです。
はじめに、「カラーボトルセラピー」の簡単な説明をお願いします。
みなさん、「最近気になるわ…」という色がありますよね。街である色ばかりに目が行く、その色の服ばかり着てしまう…など。その「気になる色」が、今の自分の心を映し出す鏡なのです。
『オーラソーマ』が、最初にできたカラーボトルセラピーのシステムで、1980年代初めに、イギリス人女性ヴィッキー=ウォールによって創始されました。その後、『オーラライト』、『アヴァターラ』などの新しい流派も生まれ、カナダ生まれの『センセーション』や最近では南アフリカで生まれたシステムも日本に入って来ています。
20世紀に入り心理学が発達し、色彩を使った心理テストによって、膨大なデータが蓄積され、色彩心理学が確立されました。そのデータを基にして生まれたのが、このシステムといえます。
でも、そのデータだけで「あなたは、この色を選んだから、こうですよ」といってしまうと、単なる「色占い」になってしまいますよね。私たちは、その色を通して自分に気づいていただく、ということが最も大切なことだと思います。ですから、相談者とのカウンセリングを通して、その方の「気づきをサポート」させていただくのが、カラーセラピストだと、思っています。
カラーセラピスト及び、ティーチャー資格(イギリスオーラライト、カナダセンセーション)を取得され、カウンセリングや講座講師として活躍していた、いずみさんが独自のカラーボトルを開発し、システムを構築されるに至ったところを、聞かせてください。
たくさんの方にカウンセリングや講座をさせていただいているうちに、「日本人には、もっと日本人の心に馴染むような色や香りがあるはず」と思うようになりました。初めは漠然とした思いでしたが、色々な人との出会いもあって、具体的に開発へと進んで行くことができました。創るなら、商品としてしっかりとした自信をもってお勧めることができるものを、と思い、アロマ業界では誰もが知っている「(株)生活の木」へ、自分の思いなどを含めた企画をメールで送りました。すると、たまたま関西出張予定だった営業部の方の目に止まり、神戸でお会いすることができた、というラッキーな機会にも助けられました。
そこから、試行錯誤のうえ、色や香りのレシピを完成させ、そこからもテストを繰り返して、満足がいく新商品の開発につないでいくことができました。
それが、12本の和の伝統色で色づけされたカラーボトル『和み彩香』の誕生となります。
カラーボトルは、本当に中身も誇れるものですよね!! それぞれの和名のカラーボトルは、色に対応した香り(エッセンシャルオイル)がつけられていて、天然純度100%のアロマオイルですから、もっと生活に取り入れてもらわないともったいないな、と私なんかは思いますね。
さて、カウンセリングはもちろんのこと、セラピストやティーチャー養成講座の教室も開講、大好評ですね。
はい、おかげさまで。ありがとうございます。カウンセリングでは、和の伝統色で色づけした和名の12本のカラーボトルから、気になる色や心惹かれる色のボトルを選んでいただきます。セラピストは、選ばれたボトルの色を分析しながら、相談者の心や身体の状態、これからどうなりたいかなどについて、しっかりお話しをお聴きし、相談者が「今の自分」に気づいて、よりよい方向へ進むために、色と香りでサポートいたします。講座受講料やボトル価格も、いい内容を少しでも手頃な価格で提供したい、という思いで設定したことも、皆さんに喜んでいただけたのかな、と思っています。
そこは、子育てをしてきた主婦感覚が生きてますね(笑)
主婦だけでなく、誰も「この価格でこれ?」という感覚はありますよね。いいものは高価になる、というのは仕方ないとしても、「いいものが、この価格なら!!」というのが一番うれしいんじゃないですか(笑)。
次々と認定ティーチャーも誕生し、その方たちも講座を開いて教えています。セラピー室だけでなく、数名集まれば出張もさせていただいています。9月には、神奈川県の茅ヶ崎まで講座に行ってきました。セラピストが関東でも誕生したわけです。その受講生が、今度は神戸に泊りがけで来てくださって、ティーチャーをめざす、といってくれています。 大阪などの教室からも声がかかり、行かせていただいています。これからは、各地域で誕生したティーチャーたちが、どんどん活躍してくださる、と期待しています。
神戸で生まれ育ったいずみさんは、神戸大学卒業後、高校の社会科教師として7年間勤務。退職後、甲南大学文学部・岡田康伸教授(現・京都大学大学院教授)のもとで、1年間聴講生として臨床心理学を学んだ経歴があります。また、日本アロマ環境協会認定・アロマテラピーアドバイザー、日本パーソナルカラー協会会員というキャリアも。そういう経歴が、カリキュラムに生かされているのですね。
そうですね。バラバラなことをやってきて、この年齢になってやっとつながった、という感じですかね(笑)。
私だけでなく、認定ティーチャーの皆さんも、アロマやカラーだけでなく、それぞれ違った様々な経歴を持っています。そういうことから、深くて幅広い知識を身につけられる講座になっていると思います。
「夢創館」は、神戸市灘区、王子動物園の真北にある環境も素晴らしい立地にあります。1Fは現代美術のギャラリー。船をイメージした丸窓で、打ちっぱなしのとてもお洒落な空間です。でも、なんといっても「楽しい!」というのが一番。ここに来られる皆さんは、ほんとうに和やかで、にこにこ楽しい雰囲気なんですよ。ここに来ると、あまり帰りたくない、みたいです。
色と香りを、日々の暮らしに取り入れ、より楽しく心豊かな毎日を過ごす… のがコンセプトですよね。
はい。それが、日本発・色と香りのセラピーシステム『和み彩香』のコンセプトです。現代の日本人の感覚に合った、和の色あいと香りで、少しでも多くの方々の心をリフレッシュしたいというのが夢ですね。
「家庭に、学校に、職場に、和み彩香のカラーボトル♪」が目標です(笑)。
※「日本人には、もっと日本人の心に馴染むような色や香りがあるはず」という言葉に納得!! 化粧品でも、輸入品では香りや色が合わない、違和感がある、という女性は少なくありません。
商品の中身がしっかりしていて、内容からいえば、考えられない価格だと思います。
セラピー室も、そこにいるだけで心地いい空間! ここで学んで巣立って行かれた方たちが、また、この和み彩香の輪をつなげ広げていく… 送り出すいずみさんも、ティーチャーも、皆さん幸せを自分自身の手でつかんでいる… そういう目にはみえないオーラーがあるところですね。